こんにちは、OKP(@283_okada)です。
昨日に引き続き「買って微妙だったシリーズ」の記事です! これまで紹介してきた月別投資レポートを掘り下げてご紹介します!
こちらは投資運用資金の約5%以内で運用しているため「損をすれば運が悪かった、得をすれば嬉しい!」ぐらいの気持ちで始めましたがまだ正直買ってよかったのかが微妙です。。
ですが、正直にこれまでの成果を含めてその魅力をご紹介したいと思います!
専門用語が良くわからないよー!という方は過去の記事で簡単に説明していますので、ぜひご覧ください。(覚えることはそこまで多くないためご安心ください笑)
MXN/JPY(メキシコペソ/円)
- メキシコの政策金利は4.5%で高金利通貨
- 投資家から根強い人気を誇る通貨
- 高いスワップポイントが原則土日を除き毎日付与
- 少ない資金で投資で始められる
ポイントはこの4点を覚えておくだけでOKです。
リスクはメキシコの政策や経済状況により下落することですが、極論は仮想通貨と同じくメキシコへの期待が高くなれば価値は上がり、低くなれば価値が下がるというだけです笑
価値の上がり下がりは予測が難しいので、運次第なところもありますが、そこで一番重要なのがスワップポイントです。
スワップポイントとは2国間の金利差から得られる利益のこと。例えば超低金利の日本円(JPY)を売って、高金利のメキシコペソ(MXN)を買うと金利の差額を受け取ることができます。
現在、メキシコペソ/円(MXN/JPY)のスワップポイントは10万通貨あたり240円(4日分)となっており、メキシコペソは1通貨6円ぐらいなので、60万円投資すると1週間で300円、1ヶ月で1,200円ほど収益を得ることができます。
また、FXではレバレッジが基本25倍なので、単純に2万4千円を投資するだけで月1,200円の収益が得られます。これは約5%の配当金のようなものと考えるとめっちゃでかいですね。
長期保有の場合はほぼ毎日配当金がもらえるような感じですが、ここで注意すべきはロスカット(証拠金維持率)と呼ばれるもので、簡単に言うと例えば6円で買ったメキシコペソが3円に暴落した場合に強制的に売られて投資した資金が半額になって損をしちゃうよ、という話です。
これに関しては説明すると長くなるため後ほど詳しく説明しますが、まず重要なのが過去のボラティリティ(価格変動)の高さで、1998年の設定以来の価格チャートは以下の通りです。
2021年9月現在のMXNの設定以来の価格チャート
めっちゃ下がってるやん!やばいんちゃう!と思った方、安心してください笑
昨日の暗号資産(仮想通貨)のチャートでもご紹介しましたが、最初は価値が高いものの一気に下落し、底値が続いてまた上がることがわかるかと思います。
直近では2020年のコロナショックで下落していますが、また底値に戻っていることがわかるかと思います。
なので、現状の底値は1メキシコペソあたり日本円にして5.5円付近で買って、8円ぐらいに上がった時に売ればその分利益がでます。
ただし、私のように長期保有でスワップポイントによる利益を得ることが目的であれば、5円ぐらいで買って保有してほったらかしておくことでどんどん資産が増えていきます。
それであれば運用資産の5%以内であればガチホ(長期保有)しても良いかなと思う気持ちがわかるかたもいらっしゃるかと思います。
これがまず基本概念として重要なポイントです。
2021年9月現在の投資実績
私は今年の6月にDMM FXという取引所で2,200円でメキシコペソ/円(MXN/JPY)を購入しましたが、当時1メキシコペソが5.6円の時に購入したものが5.5円に下落した影響で、建玉評価損益が780円のマイナスとなっています。
ただし、約3ヶ月保有したスワップポイントが415円プラスとなりますので、規定評価損益は365円のマイナスとなっています。
これぐらいだったら痛くも痒くもありませんが、例えば購入金額が10倍であれば10倍損をすることを考えると気が気じゃなくなるかもしれませんね。なので集中投資はリスクが高いよ、ということがわかればまずは良いかと思います。
そして、文頭で説明したロスカットについてですが、私は現在口座に1万円を入金し、約2,000円のレバレッジ25倍でメキシコペソ/円(MXN/JPY)を購入しているため、実質は約5万円を投資していることになります。
この差額分はDMMさんにお借りしているような感じに見えますが、この時点では実際には購入しておらず、購入予約のようなイメージでただ買うんだよと言う意思表示をしているに過ぎません。
利益は実際にこれを売った時に初めて得られるものですが、それは一旦置いといてロスカットの話に戻ると購入予約の状態のお金をポジション必要証拠金として維持していますが、メキシコペソを購入した時の価格から下落すると証拠金維持率が下がります。
証拠金維持率の計算については、上の画像の通りでここでは細かく説明しませんが、この証拠金維持率が50%未満になるとロスカット(損切り)が発動し、勝手に売られてしまいます。スワップポイントは損した分に加算されて消滅します。
これは表向きは投資家を守るためのルールだいうことですが、本質的には損した分は取引所が儲かる仕組みです。ええ商売ですね笑
なので、このロスカットを防ぐためには、口座全体の資金を増やす必要があります。
例えば私は1万円を入金していますが、これを2万円にすると証拠金維持率が上がります。
なので「買って微妙だったシリーズ」というのはこのめんどくさいことを覚えたり対策をしないと利益を得られずに損をしちゃう可能性があるからです。
私はビギナーズラックもあって購入タイミングがよかったのか、まだ損をしていない状況ですが、始められる方はお得なキャンペーンに踊らされずしっかりと投資価値があるかを見極めて投資をするのが良いかと思います!
最後に
皆さん、FX投資の微妙な点は伝わりましたでしょうか?笑
今回の記事は私同様に株初心者向けに書いた記事となりますので、難しい専門的な用語などは極力控えているつもりですが、これで興味を持ってもらえると幸いです!
また、2021年5月からの資産運用に関する結果レポートは以下にまとめていますので、ぜひ参考にご覧ください!
本日も最後までご覧いただきありがとうございました! 皆さんも、ぜひ資産運用で一緒に金の卵を産むニワトリを育てましょう!
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